What we do活動内容

糸つむぎの普及活動

学校支援事業

学校支援事業学校支援事業

私たちの活動拠点である大阪市では地元地域の大人たちが学校支援事業として特別授業を受け持つ活動があります。その一環として大阪の伝統産業である綿花栽培を再現してみせて、糸つむぎ体験を実施しています。「なぜ人間だけ服が必要なのか?」そんな問いかけから人間と綿花との長いかかわり、社会に与えた影響に触れながらわず2~3センチの長さの繊維が1本の糸につむがれていくのか。そのメカニズムにアプローチしていきます。

綿花への親しみ

綿花への親しみ綿花への親しみ

糸車に比べて回転比が小さいペットチャルカでは引手の動きがあわせやすく、1時間程度の練習のうちに綿から糸をつむぎだすことができます。自分たちで育てた植物からふんわりとした綿を収穫し、綿繰り・綿打ちの工程を経て、つむぎだした糸であやとりや糸電話を作ったり成果物を手にすることができます。また綿糸の特性を活かして精錬・染色も楽しめます。これまでトヨタ産業技術記念館での週末ワークショップを始め大阪、福島、長崎など綿花ゆかりの地でペットチャルカを活用したワークショップを実施し綿花に親しみを深めていただく事業に取り組んでいます。

コットン栽培について

綿を育てる。

ペットチャルカの広場ではコットン栽培も行っています。化学肥料や農薬の使用を極力避け環境の保全に努め自然環境を大切にし耕作放棄地の解消など地域の活性化にもつなげたいと考えます。

フロー

ペットチャルカの広場ではコットンの栽培も行っています。コットンも品種により大きさも形も花の色もさまざまです。コットンについての知識や、種から植えて育て収穫したコットンから糸になるまでの過程をともに学び伝えることで、人とコットンの関りを未来へ受け継ぎたいと考えます。

コットンは、日の当たる場所で水はけのよい環境であれば、小さなプランターでも栽培することができます。活動拠点の中心、大阪だけでなく、種をわけた仲間たちによって全国でコットン栽培の輪をひろげています。

コットンには洋綿、和綿などさまざまな種類がありますが、わたしたちは主に大阪府八尾市に伝わる河内木綿を中心に、洋綿である緑綿・茶綿など合計6種80株を栽培しています。

糸つむぎの普及活動

綿の歴史ある地域

綿の歴史ある地域綿の歴史ある地域

大阪府下の各地では江戸時代から木綿栽培が盛んで栽培方法から加工流通に至るまでの分業を確立し、ニシンやイワシなどを肥料として調達するサプライチェーンを完成していたという歴史がある地域です。

綿畑の見学

綿畑の見学綿畑の見学

大阪府八尾市に伝わる河内木綿の種を八尾市立歴史民俗資料館よりいただき、農園に播種したところ一年目より発芽・開花し、収穫することができました。6年目を迎えた令和2年度は河内木綿に加えて洋綿である緑綿・茶綿など合計6種80株を栽培しています。ちょっとした試験農園として毎年見学者をお迎えしています。

綿種の普及

綿種の普及綿種の普及

令和2年度は北は札幌から南は沖縄県石垣島まで32件の方に河内木綿の種を配布し、成育状況の情報交換、害虫駆除などの問題解決に取り組みました。当会の農園と同時進行で綿花栽培に親しんでいただきました。

What we doこれまでの活動

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